電気自動車のワイヤレス充電システム

充電システム 日記

電気自動車普及のカギの一つは、充電施設の拡充ですね。 充電スタンドが増えたら電気自動車を買ってみたい!?のページで、日産リーフなどについて書きましたが、充電スタンドが少なく不便な状態です。

政府の補助金が出て充電スタンドが増えるようですが、現状のコンセントのような接続式であると充電できる車が限られる上、時間もかかります。 高いお金を出して駐車場などに1~2台設置しても、どれほどの普及効果があるのか疑問に思ってしまいます。

東名高速のサービスエリアや大きな駐車場で充電スタンドを見ますが、数が少なく、1台しか設置がないような箇所もあります。 そうなると、先に充電している方がいると、かなり待たされる可能性がありますので、すごく不便なシステムに感じてしまいます。

個人的にコードで充電というのが不安に思っています。というのは、以前、カナダに住んでいたとき、冬は寒くなってエンジンがかからなくなるので、電気でエンジンを温めておく機能が付いていました。

エンジンを温めるには、外部から電気を必要とするものなので、エンジンからコードを出して駐車場にあるコンセントにさしておきます。でも、コードを抜いてしまったり、酷いときにはエンジンから引きちぎってしまう悪戯が結構ありました。

そこで、気になるのは、インダクティブまたはノンコンタクティング・チャージングです。 これは、送電側と受電側が近くなら、コードを使わないで、ワイヤレスで充電ができるシステムです。 送電装置を駐車スペース下に埋め込めば、その上に駐車した車に簡単に充電ができるらしいです。

駐車場だけではなく、道に埋め込むことも可能かもしれないと思うと、車が中を飛んで移動するような映画の世界に段々近づきますね。

トヨタ自動車や三菱自動車は、ワイトリシティ・コーポレーションという非接触充電技術の開発を行うアメリカの会社と提携を行って技術開発を行っているそうです。 こちらの動画(↓)は、駐車場で充電ができるシステムを紹介したものです。近い未来を見ているような気がします。

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