前回車検の際に、ヘッドライトの光量が足りなくなってきていて、ヘッドライトの電球交換をすすめられました。
ショップでヘッドライトの交換(HIDランプ交換)をやってもらうと2万円くらいかかるという話だったので(ディーラーはもっと高いらしい)、自分で交換できないかと思い動画を見たりしたところ、工具は必要なく自分でもできそうだったのでやってみました。
ヘッドライトの電球に加えて、ポジションランプも交換しました。
10年以上交換していなかったヘッドライトの電球
車検の際に整備士さんに指摘されて、そういえば夜にヘッドライトを点灯しても周りが見にくいかも?と思い正面から見たところ、確かに暗くなっていました(写真下)。
ヘッドライトとポジションランプの両方は、10年以上交換していませんでした。特にポジションランプは、そろそろ切れてしまいそうなくらいの明るさでした。
ヘッドライトの表面が曇っていて黄ばみも目立ってきていましたので、そちらはヘッドライトクリーナーを使ってきれいにしました。
今回は、ヘッドライトのHIDバルブ交換、ポジションランプ交換、そして、ヘッドライト磨きというように、ヘッドライト関連を集中してやりました。
フィリップスの純正HID用交換バルブを購入する
まず、ヘッドライトバルブの交換に際して、インサイト(ZE2)に対応したヘッドライトHIDを探しました。
自分の車にあった電球を探す際に、マニュアルと車種別電球適合表で確認しておきました。
必要な形状がHID D2Sと分かったので、アマゾンで探してみました。安いものであれば、2000円台からありました。
色々なメーカーのものがあって迷いましたが、よく知られたメーカーのフィリップスで、手頃な値段のHIDがあったのでそちらを購入することにしました。
写真では1本しか入っていないように見えますが、2本入りです。
購入したのは、「フィリップス 自動車用バルブ&ライト HID ヘッドライト D2S 6000K 85V 35W」です。
価格は4000円くらいでした。今回購入したのはアマゾン限定品で、通常販売品より3割ほど安くなっていました。
通常販売品とアマゾン限定品の差が分からなかったのですが、内容は同じようで、アマゾン限定の方はアマゾンが大量仕入れして安く売っているのかなという感じでした。※執筆現在、アマゾン限定品は完売のようで、通常販売品しかないようでした。
パッケージはしっかりして、プラスチックケースに入っていました。ただ、アマゾンからは紙袋に入れて発送されてきたので、壊れてませんようにと願いながら開封しました。結果は大丈夫そうでした。
こちらの商品は、車検に対応した純正HID用交換バルブです。キセノンHID(高輝度放電)ランプを使用した視認性のよいバルブを採用しています。
明るすぎても迷惑ですし、車検に通らないのも困るので、価格とも兼ね合わせて6000Kが妥当かと思いこちらを選びました。
Made in Germanyの記載がありドイツ製で、3年保証があるというのも選んだ理由の一つです。
注意事項で下記のような案内がありました。
本製品は保安基準性能要件を満足させた車検対応品ですが、純正バルブと異なった光に見える為、車検不合格と判断される場合があります。その様な場合は元の純正バルブに交換して下さい。
フィリップスのHIDバルブは、国内の自動車メーカーに純正採用されているそうなので大丈夫だと思いますが、次回の車検をやるまで正確なことは言えません。※追記:車検は大丈夫でした。
ヘッドライトのHIDバルブ交換する
ヘッドライトの電球交換(HIDバルブ交換)は、自分では難しいという固定観念がありましたが、動画やブログ等で手順が詳しく紹介されて、自分でも出来そうかなという気分になっていました。
実際にやってみたところ、工具は必要はなく、手順通りにやればできるという内容でした。ただし、助手席側のバルブ交換は、狭いスペースで手が入れづらく少し苦戦しました。
助手席側のヘッドライトのHIDバルブ交換では、手を入れると目視も難しく、特にバルブを固定する細い留め具の扱いに苦労しました。結局、口腔内ミラー(歯鏡)を持ち出してきて、それで確認しながら作業しました。
ヘッドライト内にアクセスできるキャップを取り外して、コネクターが見れる状態の写真がこちらです(↓)この部分が狭くて作業が少々面倒でした。
HIDバルブ交換で参考にさせてもらった動画はこちらです(↓)車種は異なりますが、同じホンダ車で交換作業は大体同じで、分かりやすかったです。ありがとうございました。
ポジションランプの交換
ヘッドライトのバルブ交換に合わせて、ポジションランプ(スモールランプ)も交換しました。交換前の写真(↓)からも分かるように、だいぶ光が弱くなっていました。
ポジションランプは位置さえわかれば、交換作業は難しくないと思いますので、ヘッドライト電球交換の前にこちらから始めてみてもいいかもしれません。
ポジションランプは、ヘッドランプのHIDと同様に、フィリップス製を購入しました。アマゾンで1000円ほどで購入できました。
青枠で囲った部分が交換したポジションランプです(写真下)。
雨の日に撮影したので、水滴が光を遮ったり反射している部分がありますが、それでも以前に比べて明るくなったのが分かります(写真下)。
フィリップス ポジションランプ LED T10 6000Kのパッケージ裏面の案内(↓)
ポジションランプ交換について、車種は異なりますが、基礎的な案内はこちらの動画が参考になると思います(↓)
ホンダ車のポジションランプ交換ということで、フィットの動画がありました。こちらも参考になると思います。
ポジションランプは、ヘッドライトのHIDバルブ交換に比べたらすごく簡単で、電球の値段も安いので、もっと早く交換しておけばよかったと思いました。
新しいヘッドライトで断然見やすくなった
ヘッドライトの交換をして、夜道を走ってみたところ、全然見やすくなっていました。
最近スマホばかり見ていることもあって視力が落ちて、夜道を運転する際には自分の目が悪くなって見にくいと思っていましたが、ヘッドライトの光量が下がっていたというのも多分にあったようでした。
狭い路地から自転車が出てきたり、猫が飛び出てくるような場面では、ヘッドライトが明るくなった分、今までより早く確認ができたので、安全のためにもっと早くヘッドライトHIDバルブやポジションランプを取り替えればよかったと思いました。
今までのヘッドライトでも走行には問題ないとは思っていましたが、新しいヘッドライトに替えた後は断然に見やすいので、今まで以上に危険検知が早い!と今更ながらヘッドライトの明るさの重要性を感じました。