ハイブリッド・エンジンがどんどん進化しています。 アコード・ハイブリッドがリッター30km、2013年の新しいフィットはリッター36.4kmを達成してきました。
あまり一般のニュースでは聞きませんが、レーシングハイブリッドという言葉を車雑誌で目にする機会が増えたように思います。
~オートスポーツweb 7月28日より抜粋~
ARTA CR-Z GT、波乱のSUGOを制しGT300クラスで2連勝を飾る スーパーGTの今季第4戦は28日、宮城県のスポーツランドSUGOで81周の決勝レースが行われ、途中で雨が降り出す波乱のレースの中、GT300クラスはARTA CR-Z GTが優勝。セパン戦に続き連勝を飾った。 (中略) 2位はMUGEN CR-Z GTで、3戦連続の2位。3位はENDLESS TAISAN PORSCHEが入り、FIA-GT3勢の最上位を獲得した。 ~ここまで~
レーシングハイブリッドは、一般道とは比べられないほど過酷なレースで使われるため、まだ課題は多いようですが、前出のニュースのとおり、結果を出してきているのがすごいところです。
レースもハイブリッドエンジンの時代に突入したというところでしょうか。
しかし、ハイブリッドシステムには弱点があり、それは熱だそうです。
ハイブリッドのバッテリーやモーター、コンピューターシステムにしても、熱に弱いため、冷却に関しては苦労が多いようです。
MUGEN CR-Z GTは、2.8リッターV6ツインターボエンジンを搭載しています。
市販が1.5リッターですから、全く別物のような感じですね。これでハイブリッド必要なのかな?なんて思ってしまいますが愚問でしょう。
プリウスもレースに参加していますが、レースの世界でもハイブリッドエンジンが活躍してきて、レースで培われた技術が一般車にも代用されるとTOYOTA86やBRZといったスポーツタイプにも搭載されることになるのでしょうか。面白いことになりそうです。
リンク:
・MUGEN CR-Z GTの解説 (honda.co.jp)
・レーシングハイブリッドの可能性をさらに高めるために(honda.co.jp)