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ハイブリッド車はエコではない?


「ハイブリッド車はエコではない?」という話の元には、ハイブリッド車のバッテリー寿命と価格が関わってきます。

 

ハイブリッド車はメインとサブの2つのバッテリーがあって、簡単にいえば、メインが走行に使われるもの、サブが電装(ナビやステレオとか)に使われるものです。

 

ハイブリッド車はメインのバッテリーが高価で、ハイブリッド車ではない同クラスの車価格より20~30万円ほど割高です。

 

さらに、10年以上経つとメインのバッテリー交換が必要になる可能性があり、その費用に10~20万円かかるといわれています。

 

バッテリー交換に30万円以上もかかると言われていた時期があり、10年後にプリウスは乗り捨てだね、なんて冗談があったほどです。もし、こういったことが本当ならハイブリッドカーはエコでも何でもないとなってしまうでしょう。

 

 

 

ハイブリッドカーのメインバッテリーの保証は、車のパーツと同様に5年または100,000kmまでというのが一般的です。

 

でも、保証は何か不具合があれば無料や低価格で修理交換してくれるといったものであって、製品寿命ではありません。

 

ある雑誌で読んだところ、インサイト(2009年以降)のメインバッテリーの場合、200,000km以上は使えるというテスト結果があるそうです。

 

こういった結果から、稀な不良品や明らかに誤った使い方をしない限り、メインバッテリーの寿命は、普通に乗る分には必要十分ではないでしょうか。

 

 

 

2013年現在、巷でたくさんのオーナーさんが運転しているインサイトは2009年以降に発売されたものですので、真の耐久性や寿命などが分かるのはもう少し先になるでしょう。

 

実際のところ、100,000kmを超えるくらい乗れば、一般車でも色々ガタが来ます。 電装部品を始め、足回りやエンジン系など修理の可能性は色々あります。古い車になれば、修理の頻度やコストも高くなっていくのは当然のことでしょう。

 

以前乗っていた車では、100,000kmを越えた辺りでエアコンのコンプレッサーが壊れました。修理費用は10万円ちょっとだったと思います。ハイブリッドのバッテリー交換と比較しても、どっちもどっちな金額です。

 

 

 

10年後の話とかになったらキリがないです。一般の消費者がそこまで長いスパンで、計画や計算しても思い通りにはいかないのではないでしょうか。

 

流通が一番多いプリウスに関しては、すでにリサイクルバッテリーも出ていて、10万円を切るものも珍しくありません。数が多くなれば、メインのバッテリー交換費用も下がっていくのがマーケットの常識かと思います。

 

 

 

本来、ハイブリッド車は環境にやさしい、化石燃料の使用量を減らすために作られたエコロジーを考慮した車という意味合いが大きかったと思います。

 

多少お金がかかっても、将来に向けて、環境負荷の少ない車を作っていこうといったコンセプトもありました。

 

数年前、ハリウッドのイベントやセレモニーなどで、世界的に有名な俳優たちが高級車ではなく、プリウスで会場に乗り付けていた光景は、「私たちは環境を考えている」とアピールする場でもありました。

 

ハイブリッドカーの競争が激しくなり、ガソリン代も上がってきて、段々、お金の話ばかりになって、ハイブリッド車だからいくらお得とか、損するとかいうことに傾いてしまっていないでしょうか。

 

自分たちのエゴだけでみてしまうと、エコカーは本来の目的とは違ったものになってしまうかもしれません。

 

 

 

レオナルド・ディカプリオが出ていたエスティマのCM(ハイブリッドカーの意義を語っていました) 

 

 

 


公開日:2013年10月9日 / 更新日:2016年12月1日 / カテゴリ:ハイブリッド車