輸入タイヤのレビュー
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輸入タイヤは安すくてお得に思えるが耐久性に難あり?

2018年5月に、インサイトのタイヤをNANKANG ECO-2+に交換したという記事を書きました。その後の使用状況になどについてお伝えしたと思います。

 

結果から言いますと、1年も経たないのにタイヤのサイドウォールが変色してヒビが入ってきました。

 

以前使っていたダンロップタイヤ(日本製)で目立つひび割れに気がついたのは、使用開始から4~5年経過してからでした。

 

NANKANGは台湾メーカーで、輸入タイヤの中では評判のよいのメーカーであると思います。前回の投稿では、安くてすごくいいようなことを書いてしまいましたが、残念ながら、期待していた結果になっていません。

 

販売ショップのホームページには特に問題なく使えているというレビューもありますので、私の使用環境のもとでのケースが稀だったり、タイヤの製造時期などによって当たり外れがあるのかもしれません。

 

 

 

高速走行はおすすめしません!?

 

車に余り乗っていなくて、屋根のない庭の一角に停めておくことが多かったことも劣化に影響しているでしょう。

 

しかし、同じ状況で5年ほど使ったダンロップ(DUNLOP)製タイヤと比べると、NANKANG製の劣化スピードの差は明らかと言わざるを得ません。

 

ダンロップとNANKANGのタイヤを比べたとき、1本で2000円くらいの差でした(価格差はグレードや販売時期にもよります)。

 

少し安い方を選んだわけですが、劣化が早すぎて必ずしもお得な買い物ではなかったようです。

 

2020年11月の車検では、「タイヤのサイドウォールに亀裂あり」と診断され、車検に通らないほどではないですが、高速走行はおすすめしませんと言われてしまいました。

 

2018年製のタイヤですが、2020年末で交換秒読みに入ってきているようです。

 

ちなみにここ2~3年の走行距離は3000km/年くらいですので、長距離を走りまくってタイヤを酷使したというわけではありません。

 

 

 

日本製タイヤと輸入タイヤの差を感じた

 

写真で劣化具合がはっきり分かります。購入から1年でこんなに劣化するとは思いませんでした。

 

 

2018年に購入した頃のNANKANG製タイヤ↓

インサイト用のタイヤ

 

 

2019年:購入1年後のNANKANG製タイヤ(変色と亀裂発生)↓

輸入タイヤの劣化具合

 

 

参考:購入から5年経過したダンロップタイヤ(日本製)

使用5年目のダンロップタイヤ

 

 

MADE IN JAPANのダンロップタイヤを使っていたときは、タイヤは普通に使っていれば4~5年はもつと思っていましたが、輸入タイヤを使ってそれが当たり前のことではなく、日本製の良さを改めて認識しました。

 

 

 

日本の環境に適していない輸入タイヤ?

 

車検の際に整備スタッフさんとの会話で、輸入タイヤの欠点ですごく納得してしまったことがありました。

 

それは、海外メーカーの安い輸入タイヤは、日本の環境に合わせて作られたものではないということでした。

 

タイヤはゴムですから、日射・温度・湿度などに影響を受けやすいです。日本メーカーのタイヤは、日本独特の環境に合わせてゴムが作られているそうです。

 

日本のメーカーでも海外で生産しているものがありますが、日本の環境で耐えられるように開発・製造されているので、海外メーカーの輸入タイヤに比べて性能が高く耐久性があるそうです。

 

海外メーカーのタイヤは、アジア・北米・ヨーロッパといった様々な国や地域向けに製造されていますが、日本マーケット向けとして製造されているとは限りません。

 

輸入タイヤは、海外で評価が高いことがセールスポイントになっていることがあります。

 

ヨーロッパで有名な○○○とか、アメリカで認められた△△△タイヤというような売り込みです。ここで少し誤解が生じてしまうかもしれません。

 

輸入タイヤでも、走る・止まる・静粛性といった基本性能はすぐれているものがあると思います。

 

しかし、肝心のゴム自体が日本の使用環境に合ったものでなければ、短期間でヒビ割れや亀裂が出るなど劣化が生じる可能性があるのではないでしょうか。

 

輸入タイヤがいくら海外で評価が高いと言われても、日本環境に適しているのか?といった厳しい目も必要かもしれません。

 

 

 

輸入タイヤは安いなりに割り切って使うべき?

 

日本メーカーのタイヤが5年くらい使えるとしたら、輸入タイヤはその半分の2年半位で取替えるというように割り切って使うものという意見があります。

 

ただ、NANKANG製のタイヤは、日本の大手メーカーと中国メーカーの中間ぐらいの値段で、輸入タイヤの中ではすごく安いとはいえない部類に入ってくると思います。それなりに性能も期待していたので割り切れるかというと微妙です。

 

NANKANG製タイヤの性能に関しては、日本メーカーの安いタイヤより少し劣るくらいといった前評判を聞いていたので、もう少し耐久性があるかと思っていました。

 

短期間で交換すると割り切って使うなら、NANKANG製よりもっと安いアジアメーカーのタイヤでよくない?ということにもなるかもしれません。

 

車の乗り換えを検討していて、あと少し持ってくれればいいというのであれば、安い輸入タイヤで繋ぐのもありかと思います。

 

同じ車に数年間乗る予定であれば、タイヤを頻繁に交換していれば、タイヤ代に加えて交換のたびに工賃で1万円前後かかります。手間と手数料、そして、安全を考えるのなら、最初から日本メーカーのタイヤにして長く使う方が無難かもしれません。

 

スタッドレスタイヤとサマータイヤをシーズンで入替えて使う場合は、輸入タイヤでも有効かもしれません。

 

スタッドレスタイヤは溝があっても、ゴムが劣化してくると効果が落ちてしまいます。

 

スタッドレスタイヤは5年持つと言われても、3シーズンも使うと雪や氷の上でのグリップ力が落ちてきて、どうしても不安になってしまいます。

 

スタッドレスタイヤの劣化が気になると早めに交換したくなるのですが、その分費用がかさみます。輸入タイヤのグリップ力なども精査しなければなりませんが、安くて3年位使うのであれば選択肢に入ってくるかもしれません。

 

輸入タイヤは安くて魅力がありますが、日本メーカーのものよりも傷みが早く、使用できる年数が短くなる可能性があるため、使いどころをよく考えて購入したいと思いました。


公開:2020年10月27日 / 更新:2020年11月1日 / カテゴリ:車の整備&車検