マイナポイントをゲットするために、ICカードリーダーライターを購入しました。
マイナポイントでは、健康保険証としての利用申込で7500ポイント、公金受取口座の登録で7500ポイントに申込むことができます。
ICカードリーダーライターは、マイナポイント申込みの際に、マイナンバーカードを読み取るために使います。
マイナンバーカード読み取りに対応しているスマートフォンをお持ちであれば、ICカードリーダーライターは必要ありません。
マイナポイントの申込み方法は、公式サイトの方でご確認ください。
※こちらでご紹介しているマイナポイントの申込みは、2023年9月30日に受付終了しています。ICカードリーダーライターは、マイナンバーカード読み取りとして今後も利用可能です。
マイナポイント非対応のスマホ
マイナポイント第1弾、マイナンバーカード取得の際にもらえるマイナポイントは、郵便局に置かれている専用端末(手続スポット)で申込みました。
マイナポイント第2弾でも、郵便局の手続スポットで申込もうと思ったのですが、公金受取口座の登録はできないようだったので、自宅のパソコン+ICカードリーダーライターで申込むことにしました。
対応機種であれば、スマートフォンでマイナンバーカードの読み取りができますが、私のスマホは非対応でしたので、別途、ICカードリーダーライターが必要でした。
マイナポイントアプリ対応スマートフォン一覧は公式サイトで確認できます。
自治体のホームページでは、ガラケーや未対応のスマホを使っている人は、他人(できれば家族)からマイナポイントアプリに対応しているスマホを借りる方法が案内されていました。
人のスマホ借りて、マイナポイントの申込みやマイナンバーカードの読み取りやる?という疑問が生じて、その時点で少しグダグダな企画に感じてしまいました。一応、マイナポータルのアプリには個人情報は記録されないそうなので、人のスマホを使っても大丈夫ということらしいです。
ICカードリーダーライターについても、パソコンに接続して使うので、パソコンがあるという前提です。
もちろん、個人で対応ができない方には、各地の自治体にマイナポイント支援の窓口が開設されていて、面倒でもそちらに行けば、公金受取口座登録を含め手続きのサポートをしてくれるという選択肢はあります。ただ、ニュースにもなっていましたが、結構な混雑があるようです。
マイナポイントを貰うために、ICカードリーダーライターをわざわざ買うというのは微妙でしたが、役所で長い列に並ぶぶことを考えたら、少しの出費で済むのでこちらの選択にしました。
IODATA ICカードリーダーライターを購入
マイナポイント申請用に購入したのは、IODATA ICカードリーダーライター(USB-ICCRW2)です。パッケージにもある通り、マイナンバーカード対応&確定申告にも利用できます。
パソコンのUSBに接続するだけで、自動でインストールしてくれて、あとはカードを差し込めばOKという手軽さです(自動インストールはWindowsのみ、MacはHPからダンロードして手動でインストール)。
こちらは2500円くらいでしたが、国内メーカー品でマイナンバーカードを読み取るだけなら十分という印象です。
ステータスランプもついているので、ICカード検出/未検出/通信中といた状態が分かります。3年保証も付いています。
商品の情報
・対応OS:Windows11/10 macOS10.14~12
・インターフェイス:USB2.0 Standard Aコネクター
・外形寸法/質量:約66(W)x66(D)x16(H)mm ケーブル長:約1m/約48g
・動作確認済みカード:マイナンバーカード、医師資格証(HPKIカード)
(情報は2022年4月)
IODATAには、カードを乗せるだけで認識する非接触型もあります。購入時に、こちらと迷いましたが、カードを差し込む方がトラブルが少なさそうに思えたので、差し込み式のタイプを購入しました。
ノンブランドや海外メーカーのものでは、もっと安い機種がいくつもありましたが、怪しい雰囲気がして購入しませんでした。
やらせの口コミなどを見分けるサクラレビューチェッカーで調べてみると、やはり怪しい商品が多いという印象でした。
他の商品であれば、海外メーカーの安い商品でも問題ありませんが、マイナンバーカードを読み取らせるICカードリーダーライターとして購入するには不安がありました。
そこで、国内メーカー品を買いました(製造は中国でしたけど)。
ICカードリーダーライターを使ってマイナポイントの申込み
マイナポイントの申込みの際に、マイナンバーカードを読み取る手続きがありますが、そのときにICカードリーダライターが必要になります。
利用に際しては、マイナポータルのページから手続きをします。その手続き過程で、まずはマイナポータルアプリをダウンロード&インストールする必要があります。
マイナポータルアプリは、様々なオンライン行政サービスで、マイナンバーカードを利用するためのアプリケーションです。
マイナポータルの手続き画面より抜粋↓
次の利用者登録/ログインの手続きで、「ICカードリーダライタをパソコンに接続後、マイナンバーカードをセットして利用者登録/ログインボタンを押してください」という項目が出てきます。そこで今回入手したICカードリーダライターの出番になります。
パソコンに接続したICカードリーダライターにマイナンバーカードを差し込んだ状態です。
正常に機能すれば、利用者証明用電子証明書パスワードの入力画面が手続き上で出てきます。
パスワードの入力が完了すれば、ログイン完了です。次の手続きに進めます↓
マイナンバーカードを読み込めない時
稀にデバイスが認識されず、マイナンバーカードを読み込めない時があるようです。
マイナポイントの申込みの前に、ICカードリーダライターは予めUSBに接続しておき、念のため、パソコンは再起動してICカードリーダライターを確実に認識させておいた方がよいかもしれません。
ICカードが読み取れない場合は、カードが正しい向きで挿入されているか、奥まで差し込まれているか確認してください。
また、ICカードの金属端子が汚れていてうまく認識されないことがあるようです。クレジットカード決済時の読み取り失敗でもありますが、金属端子が汚れていたり薄い膜があるようなときは、その部分を柔らかい布やティッシュなどで軽くこすって取り除くと認識されることがあります。
このIODATA ICカードリーダライターには診断ツールがあるので、デバイス・ドライバ・ICカードがそれぞれ正常に動作しているか確認することもできます。
診断ツールは、ICカードリーダーライターUSB-ICCRWのページからダウンロードできます。
その他には、パソコンの動作環境の確認も必要かもしれません。Windowsの動作環境は下記のとおりです(執筆現在)。
・OS: Microsoft Windows 10 または Microsoft Windows 11
・ブラウザ: Microsoft Edge(Ver.79以上)または Google Chrome(Ver.79以上)
Macの動作環境およびその他の詳細は、マイナポイントのページで確認してください。
IODATA ICカードリーダライターを使った感想
IODATA ICカードリーダライターを使ってみた感想は、シンプルで使いやすかったです。
初めて手にしたときはおもちゃみたいで大丈夫かなと思ったのですが、特に難しい設定も必要なく、パソコンにつなげてすぐに使えました。
マイナンバーカードの読み取りも問題なく、健康保険証としての利用申込で7500ポイント、公金受取口座の登録で7500ポイントに申込むことができました。
こちらでは、IODATA ICカードリーダライターの利用についてのみ書いていますので、マイナポイント申込みについて、全体の流れと詳しい手続方法は、マイナポイントの申込み方法(公式)のページをご参照ください。※こちらでご紹介しているマイナポイントの申込みは、2023年9月30日に受付終了しています。
マイナポイントの締切が迫っている
マイナンバーカードの申請期限は2023年2月末、マイナポイントの申請は2023年5月末までとなっています。※追記:こちらでご紹介しているマイナポイントの申込みは、2023年9月30日に受付終了しています。
自治体のマイナポイント関連窓口は、とても混雑しているようですね。
マイナカード申請で混雑する現場の動画:
マイナカード申請で混雑する現場の動画2:
締切りが近いための異常な混雑とは思いますが、3時間以上待たされるというのは大変でしょう。
時代の流れで仕方ないかもしれませんが、スマホ使用を含めてインターネット弱者には厳しい世の中になってきているように感じました。
動作環境を満たすパソコンと、マイナンバーカード対応のICカードリーダライターがあれば、混雑を避けて、自宅で簡単に手続きできるのでおすすめではあります。
今回購入したICカードリーダライターは、マイナンバーカードだけではなく、確定申告にも使えるいので、マイナポイントの後にも使える機会はありそうです。