自動車メーカーが協力して、電気自動車の充電スタンドのインフラ整備を進めるそうです。
~朝日新聞 2013年7月30日より抜粋~
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ、三菱自動車の4社は29日、電気自動車(EV)などの充電スタンドの普及を共同で進めると発表した。政府の補助金を生かし、ライバルが手を結んでインフラ整備を急ぐ。~ここまで~
充電スタンドが増えれば、電気自動車が買いやすくなります。
今現在、充電スタンドが欲しいのは、電気自動車の代表格リーフを売りたい日産自動車でしょう。三菱自動車はリコールが多くて、充電スタンドが増えても一消費者として買うかな・・・と。
トヨタとホンダは、電気自動車より現行のハイブリッドもしくはプラグイン・ハイブリッドをまず先に売りたいようですが、両社も5~10年先をみたら充電スタンドは必要になってくるかもしれません。
個人的には、日産の電気自動車リーフにとっても興味があったのですが、充電しても走行距離が短くて断念しました。せめて、今の走行可能距離の1.5~2倍は欲しいです。
リーフは、一回の充電で約228km走れるそうです(JC08モード)。
リーフの実燃費としては、フル充電で走行可能なのは160~180km位(電装を使うともっと燃費が落ちるそうで)、ちょっと遠出をすると充電ステーションを探し回る旅になりそうな気がします。 日産ディーラーには、充電スタンドが用意されていますが、定休日や営業時間外はどうしようてって感じです。
充電スタンドがあっても、空いていればいいですが、先客がいるとかなり待たされることもあるでしょう。
首都圏などではディーラー以外でも充電スタンドが設置されているところが増えているようですが、地方では充実しているとは言いがたいでしょう。
家にすぐ帰ってこられる街乗りだけを考えれば、リーフはいいのですが、ちょっと隣の県に行くなんてときには心配です。
充電スタンドが増えて、24時間営業しているコンビニのようなところで簡単に急速充電できるようになれば、とっても便利だと思います(コストは全然考えていませんが^^;)。
今は、ガソリンスタンドがどんどん潰れているので、補助金が出るなら、ガソリンスタンドを充電スタンドに変えられないのかなと思ったりします。充電だけで商売にはならないでしょうけど。
充電には時間がかかるので、ショッピングモールとかサービスエリアといった休憩場所や時間がつぶせる場所でないと不便かもしれません。
根本的な問題で、電気を作っているのは原子力発電や火力発電であり、電気自動車といっても必ずしもクリーンなわけではないというのが難しいところです。
それでも、車の燃費として10km~20km/Lの世界が、50km/L以上が当たり前になったらエネルギーや環境問題も少しずつ改善されていくかもしないと思うと、インフラ整備に加え、日本が世界に誇る自動車会社の技術開発には期待したいです。