車のヘッドライトが曇っていて、少し離れたところから見ると黄ばんでいたので、ヘッドライトをきれいにすることにしました。
一般に販売されているヘッドライトクリーナーは、1000円前後で良さそうなものがいくつかあり、どれにしようか迷っていました。
そんな中、ダイソーのヘッドライトクリーナーがなかなか良いという投稿や動画があったので、失敗しても心のダメージが少ない200円という価格にも引かれて、試してみることにしました。
ヘッドライトの曇り具合が目立ってきた
前回の車検でヘッドライトの光量が足りなくなってきていて、ヘッドライトの電球交換をすすめられていました。また、ヘッドライトの曇りや黄ばみも目立ってきていました。
下の写真では分かりにくいかもしれませんが、曇っていて、少し離れると黄ばみもありました。夜になると、ヘッドライトの光量を落としてしまうような曇り具合でもあり、早めに解決したいと思っていました。
以前、車検のときに、ヘッドライトのクリーニングをやってもらったのですが、1年くらいしかもたなかったです。
車検のたびに数千円~1万円くらいを出して、ヘッドライトのクリーニングをやってもらうのはもったいないので、自分である程度きれいにできないかとネットで情報を探していました。
参考までに、カー用品のジェームスでは、ヘッドライトポリッシュコート(研磨とコーティング含む作業50分~)が約1万円、ヘッドライトコートクイック(専用のクリーナーで汚れを落とす作業15分~)で4000円くらいします(執筆時)。
当初、購入しようと思っていたのは、シュアラスターのヘッドライトクリーナー(ゼロリバイブ)でした。
シュアラスターは、洗車で使っているガラス系コーティング・ゼロウォーターが気に入っていたので、同じメーカーなのでいけそうな気がしていました。
ただ、他にも良さげなヘッドライトクリーナーがあって、レビューや動画などを色々調べているうちに出てきたのが、100円ショップのダイソーで買えるヘッドライトクリーナーでした。
200円で買えるダイソーのヘッドライトクリーナー
ダイソーには、密かなヒット商品のようなものがありますが、このヘッドライトクリーナーも、知っている人は知っている系の商品のようでした。
ダイソーのヘッドライトクリーナーは、人気があるせいか、お店で売り切れていることが多いというネット情報で、全然売っていない、見つけられないという悲痛な投稿などもありました。
たぶん在庫ないだろうなと思いながら近くのダイソーに買いに行ったのですが、案の定、ありませんでした。でも、諦めずに2軒目に行ってみたところ、ゲットできました。ダイソーに買い物に行って、久しぶりにラッキーと思った瞬間でした。
無いところにはないけど、あるところにはあるという感じで、1軒目は取り扱い自体無いような感じでしたが、2軒目は10個くらい在庫がありました。
内容はしっかりしていて、ヘッドライトクリーナー(1)、少し硬めのスポンジ(1)、不織布(2枚)が入っていました。容量は30mlです。
外車、輸入車には使用しないでくださいという注意事項がありました。その他の注意事項はパッケージに記載されていますので、購入の際に確認してください。
ヘッドライトクリーナーで磨く際に、ヘッドライトの周りをカバーするため、マスキングテープも一緒に買っておきました。
余談ですが、ダイソーでマスキングテープが見つからず店員さんに聞いたら、装飾テープなどが置いてあるクラフトコーナーに案内されました。
確かにマスキングテープはあったのですが、装飾用のカラフルなもので、これじゃないと思いながらも、店員さんが「こちらです!」と自信満々に案内されたので、お礼を言うことしかできませんでした(笑)
欲しかったマスキングテープは、ラッカースプレーとかペイントなどが置いてある塗装関連のコーナーにありました。最初から、塗装用のマスキングテープと言えばよかったんですね。こちらは100円でした。
結構きれいになるダイソーのヘッドライトクリーナー
ヘッドライトに水をかけて軽く汚れを落として、乾拭きした後に、ダイソーのヘッドライトクリーナーを使って磨いてみました。
試してみた率直な感想は、結構きれいになる!というものでした。
最初にクリーナーを不織布につけてヘッドライトを拭いた結果がこちら(写真下)。かなり汚れているのが分かります。
意外に汚れが取れたので、これはいけそうだと、引き続き頑張って磨きました。
最終的には、この不織布1枚全体が黒っぽくなるほど汚れが取れました。写真の不織布は四つ折りの状態で、裏表も使ってここからまだまだ汚れが取れました。
このダイソーのヘッドライトクリーナーには、黄ばみや汚れを落とすコンパウンド、そして、UVコート剤が配合されたコーティングが含まれています。汚れも取って、仕上がりもきれいになるクリーナーのようです。
結果として、ヘッドライトの曇りが大分取れて、黄ばみも見当たらなくなって、予想以上にクリアになりました。
このクリーナーで磨いた後は、表面が曇っていてヘッドライト内の電球が見にくい状態だったものが、はっきり見えるほどクリアになりました(写真下)。
この状態がどれだけ持続するのかは分かりませんが、1シーズンくらい効果が続いてくれれば、満足といったところです。次にまた磨くとしても、それほど手間ではないですし、クリーナーは3分の1程度しか使っていないので、あと2~3回は使えそうです。
今のところ、このダイソーのヘッドライトクリーナーは、当たりだったかなという気分でいます。
ダイソーのヘッドライトクリーナーの紹介動画は複数ありましたが、参考になった動画の一つはこちらです(↓)ありがとうございました。
クリーナーで少し磨いただけではきれいにならない?
以前、別のヘッドライトクリーナーを1000円くらいで買ったのですが、余り効果がなく残念に思ったことがありました。
しかし、汚れがひどい場合は、手が疲れるくらい何度も磨かないときれいにならないという話を聞いてやり直したところ、結構きれいになったことがあります。
本当に汚れが落ちない場合は、サンドペーパーを使う人もいるので、コンパウンドが入っているとはいえ液体のクリーナーではそれなりに磨かないと汚れは落ちないのかもしれません。
クリーナーの種類にもよると思いますが、宣伝ではクリーナー液を塗って少し磨いた程度でヘッドライトがきれいになっていますが、そう簡単ではないこともあると思います。
ダイソーのヘッドライトクリーナーも、少し磨いた程度できれいにならないときは、もう少し時間をかけて磨く必要があるかもしれません。
ヘッドライトをきれいにするアイディアが一杯
ヘッドライトの曇りや黄ばみは、皆さん気になっている問題のようで、様々なクリーナーや洗浄・研磨方法がネットで紹介されています。
身近なものでもきれいになるというのは面白いです。
たとえば、お風呂のルックみがき洗い、ダイソーのアルカリ電解水、ピカール、ダイヤモンドスポンジ、マジックリンなどです。
洗剤系タイプは一時的にきれいになるものの、その後にコーティングをしないと効果は持続しないようです。
また、DIYで身近な商品を使ってきれいにする場合、ヘッドライト専用ではないので、トラブルが生じる可能性があるかもしれませんのでご注意ください。
私のようにDIYの手間を惜しむタイプの人にとっては、市販の専用クリーナーを使うのが無難でしょう。
専門店で依頼したら数千円から1万円以上かかる
車のディーラーをはじめ、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店では、専用のクリーナーや機材を使ってヘッドライトのクリーニングやポリッシュをしてくれますが、数千円から1万円以上かかります。
磨くだけではなくコーティングが加わったり、効果が持続するのが1年か2年という期間でも料金が変わってきます。
仕上がりにこだわりがあったり、自分でやるのが面倒であれば、お店に依頼するのもありでしょう。
でも、私のようにそれほどお金をかけたくないのであれば、前出のように市販のヘッドライトクリーナーで、ある程度はきれいにできると思います(車種やコンディションにもよるので一概に言えませんが)。
道路を走っていて、対向車のヘッドライトが変色したり黄ばんでいて目立っていることがあります。先日まで、自分の車もこんなふうに見えるのかなと気になっていました。
このヘッドライトの曇りや黄ばみのせいで車検に通らないことがあり、私も車検のときにショップさんに勧められるがまま、ヘッドライトクリーニング(5000円くらい)を追加したことがあります。
ダイソーのヘッドライトクリーナーのように200円くらいで改善できるなら、まずは試してみてもいいかもしれないと思いました。