ドライブレコーダー取付け&初日からトラブル回避に役立つ

ドライブレコーダー車の整備&車検

あおり運転のニュースが異常に増えてきて、今まで以上にドライブレコーダーの必要性を強く感じる世の中になってきたようです。

以前からドライブレコーダーは使っていましたが、10年近く使ってきたタイプが、熱で本体が曲がってしまうほどダメージを受けていました。

この古いドライブレコーダーはまだ録画できたのですが、肝心なときに録画できなくなっていたり、火事にでもなったら困ると思って交換することにしました。

※以下は、2019年購入時の情報です。こちらでご紹介している商品は、販売終了になっている場合があります。

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よく働いてくれたドライブレコーダー

前に乗っていた車から引き継いで、長い間、よく働いてくれたドライブレコーダーですが、ボタンの配列がずれるほど本体が曲がっていました。

よくこれで映像が記録できているという状態で、本当に、お疲れ様という感じです。

古いドライブレコーダー

 

低価格のAPEMAN ドライブレコーダーを購入

新しく購入したのは、APEMAN ドライブレコーダー 1080P Full HD 1200万画素です。通常価格は3200円ほどでしたが、タイムセールをやっていて2500円くらいで購入できました

アマゾンに出品している中国メーカーは、よくタイムセールをやるので、タイミングを狙って購入すると安く買えるようです。

コムテックユピテルなど国内メーカーの人気ドライブレコーダーが1~2万円前後することを考えると、かなりお得感がありました。

APEMAN ドライブレコーダー 1080P Full HD 1200万画素 3.0インチ液晶

APEMAN ドライブレコーダー 1080P Full HD 1200万画素

価格は安いですが、Gセンサー、常時録画、ループ録画、衝撃録画、駐車監視、自動電源オフ、音声録音などの一通りの機能は付いていて十分すぎるほどでした。記録した動画もきれいで問題ありませんでした。何分、比較対象が10年近く前に購入したドラレコなので、当然といえば当然です。

高い機能があればそれに越したことはありませんが、個人的には何かあったときに映像の証拠が残ればいい程度なので、これで十分だと判断しました。後は耐久性ですね。

APEMAN ドライブレコーダー 1080P Full HD 1200万画素 3.0インチ液晶

何も分からずにディーラーに頼んだりすると、お値段が本体3万円~+取付費用1万円~というように、結構な金額の見積もりを出されてしまうことがあって、購入を諦めてしまう方がいるかも知れません。

無いよりはあった方がいいですし、とりあえずドライブレコーダーを試してみるのであれば、安いものでもいいのではないかと思います。

取付けも簡単で、フロントガラスに吸盤でカメラを取付けて、シガープラグコードをシガーソケットに繋げば使えます。

配線をきれいに隠したり、電源をシガーソケットではなく車両側の電源から供給するようにしたいといった本格的な取付けは、グーピットなどで専門ショップを探して依頼することもできます。

APEMAN ドライブレコーダー 1080P Full HD 1200万画素 3.0インチ液晶

パッケージングは、値段の割にしっかりしているという印象でした。日本の商品と全然変わらない包装と言ってもいいレベルでした。

APEMAN ドライブレコーダー 1080P Full HD 1200万画素 3.0インチ液晶

マニュアルは少々分かりにくかったです。それなりのページ数はあるのですが、色々な言語で同じことを説明しているので、日本語の部分を開いてみても数ページしかありません。

難しい設定をしなくても使えるので、問題ないといえば問題ないのですが、細かい設定やQ&Aなどもっと説明がほしいと思ってしまうレベルでした。

Youtubeに動画がいくつも上がっているので、使い方はそちらを参考にしました(APEMAN C450で検索)。

中国メーカーの安いドライブレコーダーを買ったので、経過を見てからご紹介することにしましたが、半年以上経過しても、撮影できないといったようなトラブルはありません。

時々、短いビープ音が鳴って何か理由があるはずですが、面倒で調べていないといったことはあります。一応、1年保証が付いています。

中国メーカーのものは当たり外れが激しいと言われるので、保証期間やサポートを確認してから購入した方がいいと思います。

国内メーカーがいいということであれば、コムテックユピテルといったメーカーで、1万円前後から購入ができると思います。

ドライブレコーダーは新しいものがどんどん出ているので、こちらの商品はすぐに古いものになってしまうと思います。購入を検討されているのであれば、アマゾンのドライブレコーダーの売れ筋ランキングなどを利用して、最新の商品を探してみてください。

 

ドライブレコーダー交換の当日に活躍

新しいドライブレコーダーを取付けた当日、いきなり役立つ瞬間がきました。

横断歩道を手前にして赤信号で停まっていたところ、車の左後ろ側からロードバイクに乗った人が現れました。

その人は、赤信号を避けるように、右折をして横断歩道を渡ろうとしました。そして、横断歩道上で派手に転倒したのです。

少し雨が振り始めていたこともあって、たぶん、横断歩道の白線で滑ったのだと思います。

交差点 転倒

(サンプル画像)

上から下まで本格的にやっていますというヘルメットやウエア等を身にまとっていて、何もないところで派手に転んでしまってカッコがつかない感じでした。

ハンドルがひどく曲がってしまったようで、走行不可のように見えました。

大丈夫かなと見ていたところ、その人がロードバイクを肩に抱えて近寄ってきて、私を睨み始めました。

私としては「え、なに?」という感じで、相手の人の声は聞こえなかったのですが何か怒っているようでした。

想像するしかないのですが、私のクルマの左側をすり抜けるように通過して右折したので、私の車が何らかのじゃまになって転んでしまったとでも言いたかったのかもしれません。ちなみに赤信号で止まっていたので、車は全く動いていません。

私は指でドライブレコーダーを指して、録画しているよ!とアピールしたところ、そのバイクの人は車の中を覗き込むように凝視した後、バイクを抱えながらトボトボと歩いて去っていきました。

ドライブレコーダー

勝手に転んでおいて、バイク壊れたから弁償しろとか言われたらいいとばっちりです。

自分で転んだことを認めたくなくて人のせいにしようとしたのか、バツの悪い瞬間を見られて、何見てんだ!と怒っていたのか、その辺りは分かりません。でも、ドライブレコーダーのおかげでトラブルが避けられたようでした

以前は、目立たない薄型のドライブレコーダーを使っていたのですが、今回は見た目に分かりやすい長方形タイプを購入しました。普通のデジカメをそのまま取付けました的なタイプです。

ドライブレコーダーが目立つとカッコ悪いと昔は思っていたのですが、ドラレコ付いているよというアピールがあった方がトラブルが避けられるかなという思惑があったのです。今回はそれがうまくいった感じです。

ただ、初日から役立ったので映像を残しておこうと確認したところ、ドライブレコーダーの電源入ってませんでした^^;

シガーソケットにプラグを差し込んでおいたのですが、接続が緩んでいたようでした。短時間は内臓電池でも稼働するのですが、すぐに電源が切れてしまって、自動でモニターが消えるようになっていたこともあって、全く気がつきませんでした。

本当にトラブルになったら証拠がなくて困ったかもしれませんが、今回はドライブレコーダーがあるというだけで抑止になったようでよかったです。

これ以降、自動でスクリーン・オフになる設定は解除にして、多少目障りではありますが、常時、映像が映るようにしました。

 

定期的な録画データのチェックが必須

1年近く使って気がついたことですが、ドライブレコーダーにセットするmicroSDカードがダメになっていたことがありました。

使用していたmicroSDカード:シリコンパワー microSD カード 32GB 動作確認済 class10

購入した当初は映像をよく確認していたのですが、その後は頻繁に確認することはありませんでした。

あるとき、少し気になることがあったので、パソコンで録画データを見ようと思ったところ、SDカードが損傷していて映像を見ることができませんでした。

データ復旧ソフトで復元できた部分はありましたが、見たいと思っていた映像は復元できませんでした。正確には、復元できなかったのか、SDカードがすでに壊れていて録画自体できていなかったのかは不明です。

ドライブレコーダーでは頻繁にデータの書き換えを行ったり車内が高温になったりするので、SDカードが損傷しやすいそうです。

普通のSDカードではすぐ壊れてしまうことがあるそうで、ドライブレコーダー専用のSDカードが推奨されるようになってきています。

ただ、ドライブレコーダー専用SDカードは少し値段が高いので、現在使っているのはキングストン microSD 32GBです。

キングストン microSD 32GBは、ドラレコ専用に比べると価格が安く(メーカーにもよりますが3~5割安い)、耐熱・耐寒性・耐衝撃・耐振性などのテストをしているという説明があったので、レビューも参考に性能的に大丈夫ではないかと思って使っています。

また、SDカードの取扱いで気をつけたいのが、定期的にSDカードをフォーマットをしたりデータを削除しておかないと、新たに記録できる領域が制限されてしまうことです。

ドライブレコーダーは、車体にある程度のショックが生じるとセンサーが感知して、その時の録画データを保存します。これによって、万が一、事故があったときに記録が残るわけですが、このデータはループ録画機能で上書きされないためずっと保存されたままになります。

ある日、出かけて帰ってきて動画を確認したところ、帰り道の映像しか記録されていないことがありました。

またSDカードのトラブルかと思ったのですが、調べてみたら、数カ月間で溜まった保護ファイルがたくさんあって、新たに記録できる領域が少ししかありませんでした。

衝突事故のような大きな衝撃以外にも、道路の凹凸で振動を受けたり、駐車監視モードにしていると少しのショックで録画されるためどんどんSDカードがいっぱいになってしまうようです。

Apeman Camera C450のマニュアルによると15日ごとにSDカードをフォーマットするように案内がありました。

肝心なときに録画されていなかったでは意味がありませんので、ドライブレコーダーを設置しただけで安心するのではなく、SDカードと録画状態の定期チェックは必要ですね。

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