フィットとヴェゼルでリコールが続く

謝罪ホンダ

リコール続きのホンダが残念なことになっています。

~新型フィット 3度目リコール(NHK WEBより)~

ホンダは、ハイブリッド車の「フィット」などが、変速ギヤの不具合から、急に止まったり急発進したりするおそれがあるとして、8万台余りのリコールを国に届け出ました。このフィットは去年9月に発売された新しいタイプですが、リコールは3度目です。

-中略-

これまでに、「踏切で動かなくなった」とか、「交差点で立ち往生した」などといった報告が合わせて356件寄せられているということで、ホンダは10日から全国の販売店で無料で修理に応じています。 ~抜粋ここまで。2014年2月10日~

フィットについては販売開始から5か月で「3度目のリコール」と不手際を強調されていますが、いずれも自動変速機制御コンピューターのプログラムが不適切が原因のようです。

それぞれ異なるので、最初のリコールで対応済みでもその後の修復が必要です。

発売直後のプログラムの修正は他社でも結構ありますし、リコール隠しがあったころに比べれば、サービスと称してこっそり修理していた時代よりは情報が開示されるようになってよかったと思います。

しか~し、「踏切で動かなくなった」とか「交差点で立ち往生した」という話が本当であれば、今時の車でありえないほどのショックです。

ホンダが公表しているリコール情報の中には、確かに、「1速が噛み合わないと発進できなくなるおそれがあります」との記述がありました。 

とくにこの車種は女性のドライバーさんが多いですから、子供さんを乗せていたりしたら、もうパニックの度合いが違うでしょう。  

不具合の中には、坂道でずり下がったり、急発進したりすることも含まれていましたが、これってインサイトでも前々からあるんですけど・・・。

そして、つい最近、華々しくデビューした「ヴェゼル・ハイブリッド」もリコールです。

リコール早っ!これでは新車を買うのを迷ってしまいます。あんなに盛り上がっていたのに・・・。

改善がなされるまで在庫分は当然売れないですし、埼玉や鈴鹿で造っている分は修正プログラムなどに対応するまで出荷停止だそうです。

特にヴェゼルは生産が間に合わず長い納車待ちになっているそうで、お客さんの気持ちは複雑でしょう。  

せっかく今まで大々的に宣伝出して、プレスとか露出増やして販売促進したのにちょっと冷めてしまうかもしれません。

インサイト発売時には、プリウスが値段を下げてきて負けてしまって、今度こそは!と気合を入れて、フィットで巻き返しを図り、ヴェゼルで突き放そうなんて雰囲気を感じていました。

昨今、トヨタはこつこつと新車を出すだけでホンダに対しては静観の構えだったので、これはいいぞと思っていたら、ホンダは自分で自分の首絞めている状況・・・ホンダ車のオーナーとしてはあまりにも寂しい。    

~ ホンダのお詫びから一部抜粋 ~

新技術上市にあたり、開発および製造品質検証にて不具合を顕在化させることができず、市場へ流出させてしまい、お客様に多大なるご迷惑をおかけいたしました。また、市場品質不具合の早期解決に向け関係部門一丸となって鋭意推進してまいりましたが、対策内容の確からしさの検証が不十分であったことは否めません。ここに深くお詫び申し上げます。  

新型「フィット ハイブリッド」「ヴェゼル ハイブリッド」市場措置(リコール)について(2014年)

ホンダ
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