2025年10月、備蓄米の在庫が全国的に無くなってきているようで、アマゾンなどネットショップでは完売で、近くのお店でも見つけるのが難しくなってきました。そんな中、ドン・キホーテでは、まだ備蓄米が買えるというので行ってみました。
ドンキホーテならまだ買える!?
お店に行ってみて、運がよければ備蓄米を見つけることができるという状況が多い中、ドン・キホーテでは全国のどの店舗で販売しているかという情報をホームページで出してくれています。
ホームセンターやスーパーでは、備蓄米の販売は終了しました!という案内を出しているお店が多い中、ドン・キホーテでは2025年10月現在、各店舗で販売が続いています。
ただし、常に在庫があるわけではないので、販売スケージュールを確認して買いに行った方がよいでしょう。
10月初め、ドン・キホーテHPで販売日を確認して、買いに行ってきました。
備蓄米の話題も下火になって、もう備蓄米を買いに来る人は少ないだろうと勝手に思いながら、10時ごろにお店に行きました(お店は9時開店)。その時点では20袋くらいありましたので余裕で買うことができました。
パッケージにデザインはなく、透明な袋に国産ブレンド米と書かれたシールが貼られているだけでした。10月初めの購入で、精米日は9月下旬でした。
2週間後くらいにまた買いに行ったときは、同じ店舗に10時ごろに行ったのですが、今度はすでに売切れていました。
お店の入り口で、買い物を終えて出てくるお客さんがいたのですが、お二人が備蓄米を抱えていたので、まだ在庫ありそうだと思っていたら、それらが最後だったようです。
前回は余裕で買えたのに、そのときはあと一歩で買えませんでした。
最寄りの店舗はいつも混雑しているので、車で少し遠出して別の店舗まで買いに行っていましたので、買えなかったときのショックは大きかったです(泣)
ドンキの備蓄米購入にはmajicaアプリが必要
ドン・キホーテで備蓄米を購入する際には、majica(マジカ)というドン・キホーテのアプリが必要になります。アプリで備蓄米のクーポンを入手してから、お店で買うという流れになっています。
備蓄米購入時の混雑や転売を避けるためという理由があるようですが、この機会にアプリを入れてもらうという目的もあるのかもしれません。
このアプリを入れる際に、個人情報を入力しないといけないので、当初、それが面倒で躊躇していました。
最終的にアプリを入れたのですが、店頭に行ってみたら、アプリのクーポン提示がなくても買えるようになっていました。
マジカアプリのクーポンが必要な店舗もありますが、SNSを見ていても、アプリを使わなくても買えるお店が結構あるようです。面倒な手続きを省いて、備蓄米を早く売り切りたいという時期になってきているのかなと感じます。
店舗によって売れ行きが異なる?
少し遠出してドン・キホーテに行ったのに、備蓄米を買えなかった日、別店舗にも足を延ばしてみました。そこではまだ備蓄米が結構残っていました。
別のお店で備蓄米の棚が空になっている状態を見た後だったので、今回はラッキー!と思ってすぐ手に取ってレジに向かいました。
別のお店では開店1時間で完売になっていたので、地域差やタイミングにもよるかと思いますが、わざわざ少し遠回りして行ったかいがありました。無駄な努力に感じるかもしれませんが、本人は意外に楽しんでやっています。
こちらは10月半ばの購入で、10月中旬の精米日でした。前回はパッケージのデザインがない透明の袋でしたが、今回はデザイン入りのパッケージでした。前回は販売者がドン・キホーテのお米でしたが、こちらのお米の販売者は新潟の会社になっていました。
イオンのカルローズ米が次の選択肢になるか
スーパーで国産のお米が5kgで5000円前後まで価格が上がっている中、ぜいたくを言わなければ、備蓄米は半額以下なので、家計にはありがたいことです。
しかし、そろそろ備蓄米が終わりと考えたとき、次の選択肢は何かといえば、今のところ、輸入米になるでしょう。
輸入米と言えば、アメリカ産カルローズ米や台湾産米が上げられるでしょう。
台湾は、日本からお米作りを学んできた歴史があるそうで、台湾の稲作に関する動画を見ましたが、日本の稲作と似ていました。温暖な土地をいかして、年に2~3回お米を作って、世界にもどんどん輸出しているそうです。
台湾米は日本のお米に味が近いといわれますので、もう少し国内での流通が増えてほしいと思います。
アメリカ産カルローズ米や台湾米は、前出のドン・キホーテ、業務スーパーやドラッグストアでも時々目にします。以前はすごく安くて不安に思うほどだったのに、現在は値段もだんだん上がってきて、国産米とあまり変わらないか、少しだけ安いというところでしょうか。
そんな中、イオンでは、4kgのカルローズ米「かろやか」を1980円(税別)で販売しています。なぜ4kgなのか分かりませんが、5kgに換算すると2475円(税別)になります。
こちらの写真は9月半ばの購入時のもので、輸入時期が2025年7月上旬、包装時期が9月上旬でした。
最寄りのイオンでは、この「かろやか」が国産のお米と並べて売られていると明らかに安いので、すぐに売り切れてしまうようです。
売り切れた後は、1~2週間ほど待たないと商品が補充されないこともあります。なかなか計画的に買えないので、見たら即買う!になってしまいます。

カルローズ米は、人によって好みが分かれるでしょうが、個人的には、国産の新米と比べたら多少味は落ちるかもしれませんが、備蓄米と比べたら全然おいしいと思います。
イオンのカルローズ米「かろやか」は、元々は2600円(税別)くらいで販売されていたので、このまま値引き価格を継続してほしいところです。
備蓄米フィーバーも終わり、新米が出てくれば、お米は安くなるという話が結構出ていましたが、全然そうなっていません。
政治の話は避けますが、以前通り、5kgの国産米が2000円台では農家さんが困るという話なので、せめて3000円台くらいになって欲しいです。それが無理なら、輸入牛と和牛のように、安い輸入米と高い国産米のような選択肢があってもいいかなと思ったりします。
