最近は、寒波の影響などで予想外のところで雪に見舞われることが多くなったように思います。その結果、雪の準備ができていなくて多くの人がパニック状態になったり、事故が発生したりして大きなニュースになります。
私も高速道路を走っていたとき、急に雪が降り始めてびっくりしたことがあります。
この時期にここでは降らないでしょう・・・という地点だったのですが、寒波の影響で一時的に雪が降ったようでした。
高速だと逆走して戻るわけにも行かず、前に進むしかなく、何とかサービスエリアにたどり着いてしばらく待っていたら、雪が降り止んでくれたので助かりました。
雪国に住む方にとってはスタッドレスタイヤは必需品ですし、冬にスキーやスノボーで雪山にいくという場合は、趣味の予算^^で買う人も多いでしょう。
車を買うときはタイヤのサイズにも気をつけてのページで少し書きましたが、以前はSUVに乗っていて冬はスノボーに行くのが恒例でしたので、いつもスタッドレスを使っていました。結構な出費で痛かったです^^;
雪がめったに降らない地域に住んでいて、スキー場には行かない場合は、万が一の雪に備えて、スタッドレスタイヤを用意するのは負担が大きいと思います。
そこで、いざというときに重宝して、繰返し使えるタイヤチェーンが便利になるかもしれません。タイヤチェーンは耐久性があって繰り返し使えるので、年に数回しかスキー場に行かないというときも経済的でよいと思います。
年に一回くらい雪が降るかもしれないというケースでは、オートソックがいいかもしれません。
オートソックは、特殊な布製のタイヤカバーのようなスタイルで簡単に取付けができます。メーカーによっては純正で車に付いてくることがあります。
長距離を走るといった耐久性は余り期待しない方がいいでしょう。サイズにもよりますが、1万円前後で買えると思います。
まず使うことはないけど、万が一に備えたい場合は、タイヤにスプレーするタイプがあります。特殊な液体をタイヤに吹き付けることによって、雪道でのグリップ力を増すことができるそうです。
スプレータイプは一時的にしか効果がありませんし、積雪の程度にもよるでしょうが、自宅に帰るまで何とか運転できればといった緊急用に使えるかもしれません。スプレー缶なので使う車を選びませんし、車内での収納にもそれほど場所を取りません。無いよりはマシというところでしょう。
肝心なことですが、タイヤチェーンなどは取り付ける練習をしておかないとぶっつけ本番だと大変だろうと思います。 よく雪道で見るのですが、取り付けにかなり手間取っている方がいます。
寒い中で軍手などを用意していなくて難儀していたり、夜に懐中電灯がなくて取り付けに困っていて、車の明かりで照らしてあげたこともあります。
雪が降ってきた時、平坦な道にいるとは限りません。少し傾斜になっている中途半端な場所での取付けになったり、雪を掻き分けて取付けないといけないこともあるでしょう。
急な雪では駐車するところが無くて、後続車にびくびくしながら、路肩で急いで作業しないといけないようなケースもあります。
こういった場面で取扱説明書をみながらの作業は厳しいですから、事前の準備、予行練習はしておいた方がいいと思います。
動画で取付け方法が見れますが、メーカーが言うほど簡単ではないと思います。実際には、雪の中での作業ですし、寒さで手が冷えている状態で、引っ張ったり細かいフックを留めたりって以外に大変です。やっぱり予め慣れておいた方がいいでしょう。