車を買うときはタイヤのサイズにも気をつけて

タイヤ交換 車の整備&車検

春は、新社会人の方々が社会にデビューする季節ですね。 地方では、車無しでは生活が不便になることが多々あります。新しい会社への通勤が、車になる方も多いでしょう。

車を買うときに気をつけることを上げればキリがないのですが、見落としがちなタイヤについてお話したいと思います。

タイヤは車を運転する上でとても重要なパーツです。 しかも、値段が高い。

車の出費で大きい税金や車検は気になると思いますが、実はタイヤの費用も結構な額になる可能性があります。

中古車を買ったとしたら、運が悪ければ1年後にはタイヤを替えることになるかもしれません。

小さい車であれば、タイヤサイズが小さいので安く、SUVなど大型の車になればタイヤサイズも大きくなって高くなります。

車を買うときは、見た目やこういった機能が欲しいとかいうように目の前にある情報を優先するんですが、メンテナンスやガソリン代などその車を維持するのに年間どれほどお金がかかるのかってことは、後から考えよう・・・みたいなことありませんか。  

以前、SUVを乗っていたときは、国内メーカーのタイヤ1本で2~3万円くらいで、安くても工賃込みで10万円くらいは必要でした。

雪用にスタッドレス・タイヤも買っていましたらダブルの出費でした。

タイヤとかバッテリーというのは、悪くなってから替えるとか、機能しなくなったら替える(パンクとかバッテリー上がりとか)ということで、急な出費になることが結構あります。

車検のように時期が分かっていればいいんですが、心の準備がないときの出費は金額が少なくても痛いです。

タイヤといってもピンきりですので、メーカーによって値段の開きはあります。

国内のブリジストンやヨコハマは当然それなりの価格がします。乗り心地など我慢すれば、AUTOWAYのようなアジア系メーカーを扱うお店では、国内メーカーの半額くらいで買えることがあります。

インサイトに関しては、比較的、普通車の中では小さい方なのでタイヤはそれほど高くはない、と言ってもいい範囲かと思います。もちろん、軽自動車と比べたら高いと思いますが。。。

もし、中古車でインサイトを買おうと思ったら、年式やグレードによってタイヤのサイズが違うことがありますので、その点に注意が必要です(※中古の場合は、前のオーナーさんがタイヤをホイールごと替えている可能性があるので車のカタログどおりのものではないことがあります)。

2009年のインサイトでいうと、グレードのGとLのタイヤサイズは、「175/65R15」になります。 ところが、グレードがLSの場合は、「185/55R16」になってタイヤの値段が急に高くなるんです。

ネットのタイヤショップ(楽天内)で調べてみたところ、夏用タイヤ1本は下記の値段でした(シーズンや在庫数などによって値段が変わるのであくまでも参考に)。

185/55R16 ダンロップ エナセーブ:10,500円 (税込)  ← インサイトLS

175/65R15 ダンロップ エナセーブ:6,500円 (税込)  ← インサイトGまたはL

インサイトGまたはLの場合は、4本で26,000円なのに対して、LSの場合は、42,000円になります。結構、値段に開きがあります。

ヨコハマやブリジストンはもう少し値段が高いです。 お店の方の話によるとインサイトLS(2009)で使っているタイヤはマイナーなサイズで、余り作られていないので値段が高いらしいです。

一応、インサイトの中ではグレードが上のLSに、ハンドリングや乗り心地の良さを加えたかったのかもしれませんが、大衆車でそんなマイナーなタイヤを使わなくてもいいのに?という感じがします。

エコやハイブリッドと言って、タイヤ交換で同じインサイトでもLSは結構出費が多くなるんですから、本末転倒というか考えが足りなかったというか・・・実際、不評だったのか、2010年以降は、このサイズのタイヤは使ってないみたいです。

どうしてもいやなら、インチダウンして16インチから15インチに替えれば、前出のグレードGやL用と同様のタイヤに変更できるので値段が安くなるんですが、ホイールも替えないといけないので迷いどころではあります。

乗り方や走行距離にもよりますが、新車で買って普通に乗る程度であれば、次の車検まではタイヤを買う必要は余り無いでしょう。

うまく乗れば5年くらいタイヤを替えなくてもいいこともあります。でも、中古車の場合は、もっと早めにタイヤを替える必要が生じる可能性が高いので、その辺りの出費も考えて車を買いたいところでしょう。

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