ドコモの2年縛りが切れる2016年5月に、DMMモバイルに切替えました。
※2016年投稿時の情報です。2019年にDMMモバイルは楽天モバイルに継承され、新規の受付は終了しています。
DMMモバイルでは、通話SIMプラン(2GB)を契約しました。
ドコモでは月額6000円くらいの支払いだったのが、DMMモバイルでは1492円(税込)/月になりました。安い!
これだけ料金差があるとかなりの節約になって笑みがこぼれます。もっと早く切替えておけばよかったと思いました。
仕事も含めて、日々、長時間使っている光回線が月額5000円くらいなのに、ほとんど使わないスマホが6000~7000円の負担になっていることにすごく疑問に思っていました。
こちらのページでは、DMMに乗り換えたことを少し書きたいと思いますが、利用形態よってメリットとデメリットがあると思います。
私はメールとLINEくらいしかスマホで使わないので、通信容量はそれほど必要なく、電話も余りしない利用状況であることを付け加えておきたいと思います。
DMMモバイルから届いた簡単な案内とSIMカード
DMMを選んだ理由
検討し始めた頃は、DMMモバイルと楽天モバイルくらいしか知りませんでした。
調べてみると格安スマホや格安SIMを提供する会社が様々ありますが、素人目にはどれも似たようなサービスに思えて、調べるほど混乱するというか、面倒になってきました。
DMMは為替取引のDMM FXを利用していて、楽天はショッピングでよく利用しており、どちらもネットでは知名度がある会社ですので、それなりに安心感がありました。
そこで、DMMモバイルと楽天モバイルに絞って決めることにしたのですが、最終的にDMMモバイルにしました。
どちらもドコモ回線を使っている都合、通信環境に関しては問題ないレベルのようでした。細かいことを調べたらきりがないと思いますが、それほどスマホをヘビーに使うわけではないので十分だと思いました。
料金的にはどちらも安く迷いましたが、DMMモバイルの方がプランが多く、将来的に利用形態が変わってきた時に変更しやすいと思ったのがDMMに決めた大きな理由です。
大手携帯会社と違って2年縛りはなく、1年経過すればいつでも解約できる契約だったので、間違って選んでもリスクは少ないかなというのもありました。
乗り換えした月はプラス5000円~の負担
乗り換える際には、MNP転出費用2000円(ドコモへ支払い)と新規契約手数料3000円(DMMモバイルへ支払い)が必要でした。これから節約できる金額を考えたらこれくらいは仕方ないというところです。
ドコモでは、基本使用料(タイプXiにねん:743円)やspモード・メール使用料は日割り計算でしたが、料金の大部分を占めるXiパケホーダイ・ライト(4700円)の日割り計算はありませんでした。
ドコモでは日割り計算で大して安くなることはないので、月初めの解約でも丸々支払うような料金でした。結局、MNP転出費用2000円と合わせて、ドコモでの最終月は約8000円の支払いになりました。
DMMの支払いは新規契約手数料3000円に加え、利用料金は日割りで、合計で約4000円の支払いでした。
ドコモからDMMモバイルへの乗り換えをした月には、合計で12,000円ほどかかりました。ドコモでは2年縛りのある契約がありましたが、違約金がかからない更新月に乗り換え手続きをしました。
スマホはドコモで使っていたものをそのまま使用することにしたので、端末代金は必要ありませんでした。特に欲しいスマホがなく、最近は2万円前後で機能が充実したものが購入できるので、欲しくなったらその時に買えばいいと判断しました。
ドコモのサービスは利用できなくなる
格安スマホに限ったことではありませんが、携帯電話会社を切り替えるので、ドコモのサービスは利用できなくなります。
一昔前と違って、データが自分の端末にすべて保存されているわけではなく、ドコモのサーバーやクラウドに保管・運営されているものがあるので、そういったものはドコモ解約と同時にアクセスできなくなります。
お恥ずかしい話ですが、クラウドの利用はデータのバックアップのためで、データ自体は自分のスマホに保存されていると思っていたので、乗り換えた後でそうでないことを知ってヒヤッとしました。
ドコモの電話帳サービス(クラウドに保存したもの)やドコモメールは使えなくなるので、必要に応じてバックアップやエクスポートしておく必要があります。
私のスマホでは、電話帳は本体に保存していたので、クラウドからデータをエクスポートする必要はありませんでした。もし、クラウドで保管していたら解約と同時にデータが消えることになったようです。
ドコモメールは、過去に送受信したメールはスマホ本体に残ると思っていましたが、消えてしまいました。
後から注意事項を読んだところ、ドコモメールはクラウド(サーバー上)で管理されているため、SIMを入れ替えた時点で見れなくなるそうです(解約後、データは消えてしまいます)。
ただ、パソコンでも使用できるようにマルチデバイスでの利用設定をしていたので、パソコンの方に過去メールのデータは残っていました。
それほど大切なメールはなかったので消失しても問題はなかったですが、それでもデータが残っていなかったらすごく残念に思ったかもしれません。
参照:ドコモメールを保存したい
DMMへの切り替え作業は簡単
DMMはドコモの回線を使っているので、ドコモから乗り換えるケースでは簡単なようです。動作確認端末に私の使っているスマホも記載されていたので、心配は少なかったです。
DMMモバイルでは、softobankとauで契約された端末は利用できないので、ドコモのスマホ、または、SIMフリー版のスマホに限られるそうです。
スマホでやることは、SIMの入れ替えとネットワーク設定だけでした。ネットワーク設定は、接続先にDMMの情報を入力するだけなのでそれほど難しくないと思います。
DMMモバイルへの電話番号切り替え
以前は、申込んでから電話番号が切り替わるまでに2~3日かかっていたそうですが、今では2時間程度です。
電話番号を切り替えるタイミングは、DMMの営業時間内で自分で選べます。DMMホームページのマイページから切替えボタンを押すだけです。切替を依頼した後、2時間程度でDMMモバイルとしてスマホ端末が利用できるようになります。
手続きが完了するとメールで通知してくれます。
ところが、メールで電話番号の切り替え作業が完了したと通知が来たのに、電話は不通でネットにもつながらない!という事態になりました。でも、一旦、スマホの電源を切って再起動したら繋がりました。ちょっと焦った自分が恥ずかしい(ほっ)。
セキュリティソフトの落とし穴
スマホには、ESETセキュリティソフトが入れてあったのですが、SIMを切替えたことで警告が出て、セキュリティパスワードの入力を要求されました。
このパスワードを入力しないことには、全くスマホが使えないのですが、設定したパスワードを忘れてしまいました。スマホを買い換えた2年前にセキュリティソフトをインストールしてから、何も気にせず使ってきたので存在すら忘れていたに近いです。
せっかくDMMモバイルへの切替がスムーズにいっていたのに、予想外の展開にちょっとパニクってしまい、パソコンでESETのホームページを見ても情報を探し当てられず、全然解決できませんでした。
※落ち着いた後で確認したところ、「ESET Mobile Security for Android のセキュリティパスワードを解除できなくなった」というトラブルQ&Aページがありました。
何度かパスワードの入力に失敗した後、パスワードをリセットするリンクが表示されたのでクリックしたところ、パスワードを一時解除するコードが、登録してあったパソコンのメールアドレスに送信されてきました。
ドコモからDMMへ切り替えが終わった後なので(ドコモ解約済み)、ドコモのメルアドで登録してなくてよかったとつくづく思いました。パスワードを一時解除するコードは、説明も含めてすべて英語のメールでした(国内サービスでなぜに英語?)。
これで何とかスマホが使えるようになりました。ものすごくホッとしました^^;
ESETセキュリティソフトは、正直、厄介者に思えて速攻でアンインストールしようと思いましたが、よく考えたらセキュリティがしっかりしていることが証明されたので、改めてパスワードを設定して今度はしっかり控えておきました。
ドコモからDMMモバイルに乗り換えた後に思ったこと
少々トラブったこともありましたが、格安スマホに乗り換えたからというわけではなく、ドコモから別の会社に乗り換える準備不足だったことが原因です。
現在利用している状況で、DMMモバイルに乗り換えて困ったことはありません。スマホは普通に使えて、料金が安い!
手厚いサポートが必要という方にとっては、ドコモなど大手がよいだろうと思いますが、そうでなければ格安スマホでも問題はないかと思いました。
格安スマホやSIMはどんどん利用者が増えているようですが、自分で使ってみてその人気の原因がよくわかりました。