新型コロナワクチン接種と副反応の体験談

ワクチン接種2021やけど(火傷)&健康

ワクチン接種についての体験談です(2021年9月)。自分のための記録として、また、自分が色々な方のブログなどを参考にさせてもらったことから、自分も少し記しておこうと思いました。

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ワクチン接種の日程

ワクチン接種をしたのは2021年8月(1回目)と2021年9月(2回目)になります。

ワクチン接種は受けるのか・受けないのか、とても迷いました。毎日、Yahoo!Newsなどでワクチン接種の記事を探し回って、SNSでは体験談も色々参考にさせてもらいました。

でも、日々考えが変わるというように、心定まらない状態を繰り返していました。

友人からくるLINEでも、ワクチンどうする?うけた?といった話題が多くなっていました。受けたくないけど職業柄受けざるを得ないという人もいて、みんな迷っている状況で私も明確な答えを出せませんでした。

私は基礎疾患はないですし、アレルギーは特になく血栓ができやすい体質もありません。自己判断ですが、医者からワクチン接種を止められるような健康状態ではないと思います。

それでも、普通の人がワクチン接種で亡くなったというニュースを見るたびに、受ける方が危険なのでは?と思うこともありました。

私の友人の中には基礎疾患がある人がいて、「予防のために死ぬリスクを取るなんて嫌だ」と言っていました。周りの人には申し訳ないけど、自分でできる限り感染対策するしかないとも言っていました。

私が迷っていた時点では、ネガティブな情報の方が多く、ワクチンを推奨するニュースの方が圧倒的に少なかった印象です。

アメリカのニュースを見ていると、ワクチンの副反応や死亡事例について淡々とした話になっていましたが、日本のメディアはとにかくこういった話題は煽る煽る(笑)これではワクチン接種に躊躇してしまっても仕方ないという感じでした。 

 

ワクチン接種を受けることを決める

海外のニュースを読む限り、ワクチン接種を受けていなければ重症化のリスクが高いとの印象を持ちました。

ワクチン接種が進んでいると言われていたアメリカでは、重症化で入院を迫られる人のほとんどはワクチン接種していない人に限られてきているというニュースもありました。

あるニュースで、重症化して病院に運ばれてきてから「ワクチンを打ってくれ!」と懇願する患者さんがいるけど、医師は「もう遅いです」と言うしか無いと話していたことが印象的でした。

積極的にワクチン接種を受けたい気持ちはなかったのですが、ワクチン接種を受けるリスクと受けないリスクを比べて、受けないリスクの方が高いという結論になりました。

ちょうどそのころ、台湾ではワクチンが足りなくて困っていて、アメリカと日本が支援するというニュースがありました。

国によっては、ワクチンが全然足りないところもあり、それに比べたら日本は恵まれているなと思いました。

 

ワクチン接種の予約

私の住んでいる地域は地方都市ですがワクチン接種は、他の地域に比べてスムーズに行っている印象でした。

それでも予約枠が公開されると1時間位で埋まってしまうため、なかなかの争奪戦ではありました。

当初、接種の場所は10箇所くらいから選べたのですが、だんだん集約されて大きな会場3箇所くらいになっていきました。

美容院や歯科医の予約のように、1ヶ月先まで好きな日&空いている日に予約が取れるといった方式ではなく、2週間後の1~3日枠だけ毎日公開されていく形式になっていました。

ワクチンの供給不足なども問題になっていましたので、予約枠も日々限られるという感じでした。それでも、欲を言わなければ予約できる状態ではありました。

とはいえ、急がないとその日に予約できる枠は埋まってしまいます。予約枠は「10:00~10:30」や「15:30~16:00」というように30分おきにあるのですが、迷っているとどんどん埋まってしまいます。

それぞれの時間枠に「残り30名」や「残り5名」といった表示が出るので、ちょっと煽られて、ついポチッとしたくなる状況でした^^;

ワクチン予約画面

 

ワクチン接種はスムーズだった

ワクチン接種は、大きな会場で受けました。

入り口では手の消毒と手首に端末をかざして体温測定をした後に入れました。

会場に入った後は、書類の確認や医師による体調に関する口頭確認などがあって、流れるように確認作業が進みました。

ワクチン接種のブースは10箇所くらいあって、接種に来ていた人たちは手際よく振り分けられていました。

平日午後ということもありますが、長い列に並ぶ必要もなく、会場に入ってから注射を打たれるまで5分くらいで早かったです。

注射は痛いものですから仕方ないですが、痛みはほんの一瞬でした。

その後15分間は待機時間で、体調の変化を観察するため椅子に座って待ちました。広い会場でしたので十分なソーシャルディスタンスは取られていたと思います。

15分待機と30分待機の場所が分かれていましたが、通常は15分待機で帰ることができました。私も15分で帰りました。

私がいた時間帯で、30分待機の方にいた人達を見渡したところ、失礼ながらメタボの方が多かったです。体調が悪くなる人は見受けられませんでした。

待機場所ではスタッフの方々が巡回していて、何かあればすぐに声がかけられる体制が取られていました。ちなみに会場内の写真撮影はNGでした。

 

ワクチン接種1回目は楽、2回目は高熱が出てちょっと大変だった

ワクチン接種1回目の副反応ですが、少々腕が重い&痛い程度でした。大したこともなく安心しました。

ワクチン接種2回目は、打った直後に腕が重く感じて前回より反応が早い&ちょっと違う!という印象を持ちました。

家に帰ってきて、腕の痛み以外は副反応の兆候はなく大丈夫かなと思いましたが、夜中から熱が出始めました。

眠かったので体温は測らなかったのですが、翌朝起きて測ったところ38度でした。

平熱が36度くらいの私にとっては、38度は稀に見る高い体温です。その後も38度で前後して下がる様子がありませんでした。

ワクチン未接種で新型コロナに感染すれば、体温が39~40度以上にもなってそれが何日も続くという苦痛に比べれば、これくらいは我慢しようというレベルでした。

前日に少し運動&筋トレをしていたのですが、腹筋の痛みがいつもの倍以上になりました。

通常なら心地よいくらいの緩い筋肉痛ですが、針で刺されたような痛みが時々襲ってくるという奇妙な状況でした。

ワクチンの影響で、痛みが出る部分が過剰反応していたのでしょうか。ワクチン接種の前後は、運動や筋トレはおすすめできないと思いました。

当初は単に体が熱いという状態でしたが、布団からでると急に寒くなってガタガタ震えてしまう状態にもなりました。まだ夏の暑さが続く中、部屋の温度は28度前後でした。

ワクチン接種の後、食事はほとんど取っていませんでした。多少は食べた方がいいだろうと思いましたが、全く食欲がなかったです。

副反応で食欲が無いときのために、ヨーグルトやプリンなども用意していたのですが手を付けませんでした。

唯一食べれたのが、一口サイズの大福だけでした。時折、冷蔵庫から出してきて1~2個つまむということをして、それでも1日で食べたのは数個でした。

高熱が出ることが多いという情報だったので、脱水症状に備えてポカリスエットも用意してありましたが、独特の味が吐き気をもよおすため、飲むことができませんでした。

脱水症状までいかなかったので、飲み物は麦茶とお水で十分でした。麦茶はミネラルと水分が補えてカフェインが入っていないこともよかったかもしれません。コーヒーが好きで一日何杯も飲むのですが、この間、全く飲みたいとは思いませんでした。

 

ワクチンの量が多い or 強すぎる? 

ファイザー社製のワクチンを摂取しましたが、感染予防効果を期待する反面、これは威力が強すぎるのではないか?と不安も感じました。

アメリカ人を基準にして作られたワクチンだと思うのですが、アメリカ人の多くは大柄で、体重だけで言えば日本人と比べたら2倍以上というのも珍しくないでしょう。

そういった大柄の人に接種するワクチンとなればそれなりの浸透力というか威力が必要でしょう。

アメリカに数年住んだことがありますが、風邪薬一つとっても日本人には強すぎて、子供用で十分でした。大人分の指定された容量を飲むと頭がくらくらしたり気持ち悪くなったりしたものです。

あるニュースで観ましたが、アメリカ人に比べて体格の小さい日本人には、1回に接種するワクチンの量が多いのではないか?と指摘する意見があったそうです。

しかし、今は緊急事態で、日本人に適した摂取量を十分に検証している時間がないといった見切り発車で、その後この問題はどうなったのか気になります。

ワクチン接種の副反応は、普通の大人でも辛いと思うのですから、こんなに強いワクチンを体の弱い高齢者や基礎疾患のある方に接種すれば、亡くなってしまう方が多数出ても不思議ではないと思いました。

これから子供にも接種が始まるようですが、ワクチン接種の被害が出ないか心配です。

 

ワクチン接種後48時間は安静にしたい

2回目のワクチン接種後の体調としては、接種後12~24時間は高熱が続きました。

24時間が経過した後は、解熱薬を飲んで熱が下がってきました。ただ、薬が切れるとすぐに熱が上がるという状態で、普段どおりの平熱に戻ったのは48時間後くらいでした。

2日目は薬のおかげもあり高熱は抑えられたので楽でしたが、体の怠さが続きました。また、薬て強制的に熱を下げている感覚があって、平常のときの様な穏やかさはなかったです。

それでも、2日経過した後は何事もなかったかのように平熱に戻っていましたので、すごく機械的な反応という感じがしました。

 

いつ解熱剤を飲めばいいの?

発熱があった時点ですぐに解熱薬を飲めばよかったかもしれませんが、ワクチンでさえ未知なのに、それに重ねるように薬をすぐ飲んていいのか?ということで悩みました。

高熱が出るのが怖くて、ワクチン接種前に解熱薬を飲んでしまう人がいるようでしたが、それではワクチンの効果が薄れてしまうので控えるようにといった情報が厚生労働省HPに出ていました。

解熱薬がワクチンに影響するのであれば、具体的にいつ解熱薬を飲むのか?というのは重要だと思ったのですが、明確なことが分かりませんでした。

「熱が出たら解熱薬は飲んでよい」といった情報は、厚生労働省をはじめ病院などのホームページに出ていましたが、余り早く飲みすぎるとワクチンの効果が薄れることはないのか?といった疑問がありました。

高熱が長く続くのもよくないと思って、とりあえず、ワクチン接種後24時間しても熱が下がらなかったら薬に頼ろうと決めました。

ワクチン接種後24時間の内、最初の12時間くらいは何事もなかったので、実際に高熱が続いたのは残りの12時間でした。その間を我慢した後で、薬を飲みました。

薬の効きはよく、熱も下がってぐっすり休むことができました。ただ、薬の効果が切れる頃になるとまた体温が上がってくるようで、なかなか手強い感じがしました。

それでも、ワクチン接種から48時間後には平熱に戻って、薬は必要なくなりました。

高熱以外には、特に咳や頭痛などの症状はなかったのでそれほど無理はなかったです。勝手に24時間後に解熱薬を飲むと判断したわけですが、耐えられない状態であったり、翌日仕事を休めない事情があれば、すぐに薬を飲んだと思います。

 

1回目は迷いながら、2回目は積極的にワクチン接種する

1回目の接種を終えた辺りから、ワクチン接種の賛否について状況は変わり始めていました。

高齢者のワクチン接種が進んで重傷者が減り、ワクチン接種の遅れている40~50代の重傷者率が増えるようになってきました。

暫くして今度は20~30代の重傷者が増えるというように、ワクチン接種を受けていない人たちのリスクが高いという認識が広がっていました。

こうなってくれば、多少の副反応は心配でも重症化するよりはマシだから、ワクチン接種を受けたいという風潮に変わってきたように感じました。

 

でも、多くの人がそう思った時点で、各地で十分なワクチンが確保できないというジレンマに突入していました。

私は、ワクチン接種の1回目は迷って受けたものの、その後、感染率の高いコロナウイルス変異株の勢いが増してきたことで、早く2回目の接種を終えたいと気持ちの変化がありました。

ワクチン接種2回目の予約は、1回目の予約を終えた時点で申込みしていました。巷ではワクチンが足りないとは言われながらも、中止や延期になることなく予定通り接種を受けれたので少しほっとしました。

 

最後に

ここまでが私のワクチン接種に関する体験談です。

2021年9月初めの情報を元にしていますので、新型コロナやワクチン接種に関して、最新の情報とは異なることがあるかもしれませんのでご了承ください。

ワクチン接種に関しては、長期間試験したデータがなく不安があります。本当にワクチン接種で重症化が防げているのかも、素人からすれば定かではありません。

10年後には、このワクチン接種のせいで別の問題が発生しているかもしれません。

人それぞれ体質や体調が異なり、周りには言えないけど病気や基礎疾患のある方もいます。そういった状況を考慮すれば、自分がワクチン接種を受けたからと言って、軽々しく周りの人にワクチン接種をすすめることはできないです。

最後は自分で決める、必要であれば医師に相談して決めるしか無いと思います。他人にできるだけ迷惑をかけない行動をしているのであれば、一人ひとりの選択は尊重したいと思います。

変異株の感染力が増してきているようで、個人でできる感染対策がどこまで通用するのかも未知になってきました。もちろん、今まで通りの手洗いやマスクなどの感染対策は有効でしょうが、それだけでは対処できないレベルにきているようです。

気をつけていても感染してしまうのであれば、それを軽症で済ますことができる安全なワクチンだけでなく、感染したときにすぐ使える薬が早く世に広まって欲しいと願うばかりです。

ワクチン接種後の素朴な疑問Q&A

 

★参考ページ:

新型コロナワクチンQ&A:厚生労働省のサイトです。多くの方が疑問に思っているだろうワクチン接種についてQ&A形式で分かりやすく解説しています。

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